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第68回 2009年2月19日 |
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〜作って・食べて・楽しくお弁当〜 | ||||||||||
今回「本の泉」を担当いたします、有隣堂読書推進委員の富澤です。 せっかくコーナーをお借りしたので、たまには文芸作品以外のジャンルを紹介したいと思います。 (文芸ファンの皆様にはごめんなさい) さて、最近の時勢を反映してか、節約のためにお昼はお弁当を持参する方が増えているそうです。 しかし、節約のためと思って作っていると億劫になるし、せっかく家族のために作っても「昨日のおかずの残りじゃん」って言われると悲しくなりますよね。 そこで、これから紹介する本を参考にしてみてはいかがでしょうか? |
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『基本のお弁当』 まずはお弁当作り初心者さんに向けて、定番のオレンジページ“基本シリーズ”をおすすめします。 私たちが普段イメージするお弁当が、そのまま載っているところが素敵。 また、写真も豊富なので、このお弁当が食べたい!と食欲がそそられるところもまた良し。 ・オレンジページ :刊 630円 (5%税込) |
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『あな吉さんの ゆるベジ“野菜100%!”お弁当教室』 お弁当作り初心者さんにはこの本がおすすめです。 「野菜だけではもの足りない」「肉食べないとごはん食べた気がしない」という方もいらっしゃるでしょうが、まずは読んでみてください。 この本にはレシピ以外のお弁当作りの知恵がたくさん詰まってます。 ・河出書房新社:刊 浅倉ユキ:著 1,575円 (5%税込) |
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『お弁当になるおかず222-YOME暮らし』 お弁当作りにも慣れてきたところで。 お弁当には彩りを、とよく言われますが、トマトと人参以外の赤いおかずはそうそう考えつくもんじゃありません。 しかし、この本は色別でおかずが載っているので、その日の気分で彩りを添えることができるんです。 お弁当箱のふたをあけるのが楽しくなります。 女性・女の子のお弁当向けです。 ・日本経済新聞出版社:刊 大井純子:著 1,050円 (5%税込) |
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『男の子のよろこぶお弁当』 そうは言っても食べ盛りの男の子には彩りよりも肉と量。 この本はまさに、マンガに出てきそうな「ザ・男子の弁当」がたくさん載ってます。 手間ひまかからない肉料理って味がワンパターンになってしまいがちですが、これ1冊あれば安心です。 男の子だけでなく、男の人も喜んでくれるはず。 ・文化出版局:刊 藤野嘉子:著 1,470円 (5%税込) |
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『ウー・ウェン流 おかず2品のお弁当』 でも、どうしたってきちんとした弁当を作るのが億劫なときもある。 でも、冷凍食品で間に合わすのは……。 という方に、こんな本はいかがでしょうか? 中国的合理的な発想に基づいて「ごはんもの+2品」とシンプルにすませる。 そんな弁当だってアリですよ、と肯定してくれる一冊です。 それに、中国風のおかずがとっても美味しそう。 レパートリーも増えますよ。 ・講談社:刊 ウー・ウェン:著 1,470円 (5%税込) |
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『私たちのお弁当』 他人のうちのお弁当ってなんだか美味しそうに見えますよね? 最後にレシピではなく、他人のお弁当をのぞき見できる本を紹介します。 料理研究家の方々のお弁当ばかりが載っている訳ではないのですが、「お弁当ってなんだか幸せだな」と思うものばかり。 お弁当が食べたくなるし、何よりこんなお弁当作ってみたい、と思わせるものがあります。 お弁当作りに疲れてしまったら(疲れてなくても)、是非この本のページをめくってみてください。 ・マガジンハウス:刊 クウネル編集部:編 1,365円 (5%税込) |
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